こんにちはカスタマくんです。
“ポーカー”ってご存知ですか?

麻雀に近い要素が多いゲームで、近年某YouTuberの影響もあって大流行
ポーカーの店舗はもちろん増えましたし、オンラインポーカー人口も非常に増えました。
(お金賭けるヤツです)
実は僕ポーカーをかれこれ6年ほど前からプレイしていて
ず〜っと負け組でした🥺
オンラインポーカーに入金しては破産、入金しては破産を繰り返していました…🥲
しかし、とあるポーカー専業の子と一緒に仕事をすることになったのをキッカケに
僕のポーカーの実力は信じられない程アップしたのです…!
今ではなんと時給1,500円勝てるくらいまで上達しました。
趣味だったハズのポーカーで金が稼げるわ〜wwww
というまぁウハウハ状態なワケです。
今回のお話は「ナゼ僕は勝ち組になれたのか?」について触れていこうと思います。
負けていたときの特徴
まずそもそもナゼ昔の僕は勝つ事が出来なかったのでしょうか?
その理由は至ってシンプルでした。
圧倒的勉強不足

全く勉強してませんでした(笑)
ただこれ、多くのポーカープレイヤーに共通して言えるのですが、
一切勉強していないのにも関わらず….
・“勉強したつもり”になっている
・自分が“上手いと勘違い”している
こんなプレイヤーが非常に多いと感じます。
僕も実際そうでした(笑)
自分の経験則だけで「自分はポーカーが上手い」と勘違いし、ポーカーが下手な人間同士で「今のプレーは合ってたか?」を問い「だよね〜!降りれないよね〜!」と己を納得させる

いや!上手くなるハズの無いよね!?普通に
しかし残念な事に多くのプレイヤーが僕と同じ所で躓いていると思います。
特にアミューズメントポーカー屋さんにいるプレイヤーの多くは「自分が”上手いと勘違い”」しています。それでは全く成長は見込めません。
勘違いプレイヤーは
勉強を怠り、上手い人のアドバイスを自分の中に落とし込めないからです。
(この手の人は自分を肯定するアドバイスしか聞きません)
僕がポーカーで勝てるようになった第一歩は「あ、俺ポーカー下手だ」と気づく所から始まりました。
ポーカー専業は圧倒的に強かった
僕が出会った専業は無印くんという僕より年下の男の子でした。
正直初めて一緒にポーカーをした時は上手い!と感じる事は無く、特に何の変哲もないポーカープレイヤーと思っていました。
しかし、ある時僕がオンラインポーカーのプレーについて無印くんに相談をした時の事….
「うわ!カスタマくん流石ですね!完璧です!」
専業にそんな返事を言われたらいいな〜と思い、選りすぐりの結構自身のあるプレーの履歴を無印くんに見せる事にしました。
「このプレーってこれで合ってるかな?」
衝撃でした。
ダメ出しの嵐

まぁ無印くんは優しいのでトゲの無いようにダメな部分を指摘してくれていましたが、
僕のプレーはプリフロップ、フロップ、ターン、ベットサイズ、何から何までぐしゃぐしゃだったのです。
結局GTOしか勝たん
無印くんの指摘は他のニワカプレイヤーとは違い、どれも腑に落ちるモノばかりでした。
他のプレイヤーの指摘は「相手ブラフっぽいから〜」「〇〇をおろしたい」
など希望的観測や相手のレンジを全く想定していないものが多かったのに対して、
無印くんの場合は「この場合はレンジ全体でチェック」や「このボードではAとBがベット」など、明らかに僕が今まで見てきたニワカポーカープレイヤーとは違う指摘でした。
「あ、GTOからかけ離れたプレーってするべきじゃないな」
とこの時強く思いましたね。
と同時に、いかに今まで自分がバランスの取れていないプレーをしていたのか思い知らされました。
僕を含め、僕が見てきた多くのプレイヤーはエクスプロイト(相手に漬け込むプレー)を重視するプレイヤーが多く、GTOを皆軽視していました。
更にそのプレイヤーの言うエクスプロイトというのも非常にお粗末なものでした。
例えば極端な悪い例で言うと「相手は3-BETをしてフロップチェックしてる、滑ったAKを持ってそうだからブラフしよう」みたいな事です。
残念ながらこんなのはエクスプロイトではありません。
もしこんなブラフをするプレイヤーがオンラインにいたらすぐにフィッシュメモを書きます。
「チェックすればベットするバカ」と
本来あるべきエクスプロイトとはGTOを理解した上で成り立ちます
・相手が通常よりも3-BET頻度が高いからこちらは4-BET頻度を上げる
・ブラフベットの頻度が非常に少ないからリバーはオーバーFoldする
などがエクスプロイトプレーと言えます。
本来エクスプロイトはGTOの中に存在するモノです
俺はエクスプロイトが上手いからGTOはいらん!というオジサマプレイヤーはゴミカスです。存分にチップを頂戴しましょう。
とはいえGTOは難しい
とはいったもののGTOプレーを完全に理解するのは至難の業です。
ポーカーにおいて起こりうる状況というのは天文学的数値であります。
全く同じシチュエーションというのは基本的に殆ど起こりえません。
GTOをプロレベルまで使いこなすにはかなりの経験と勉強が必要になります。
「ハイハイわかりましたよ〜結局俺たちはザコなのね〜」

で終わってしまっては非常に端切れの悪い記事になってしまうので
「どうしたら”脱”初心者できるのか?」
を簡単にご紹介してまとめとさせて頂こうと思います。
「どうしたら”脱”初心者できるのか?」
脱初心者に必要な要素は大きくわけて3つです。
この3つを習得するだけでアミューズメントポーカーに来ている一般ピーポーはボコボコに出来る事間違いなし。

その要素とは…..
👇👇👇👇👇👇👇👇👇👇👇👇👇👇
1,プリフロップレンジを覚える
2.ポーカーが上手い人にアドバイスを貰う・議論する
3,ブラフはしない
プリフロップレンジを覚える
正直これが”脱初心者”の全てと言っても過言ではありません。
プリフロップ。つまりスターティングハンドの選定ですね。
多くのプレイヤーが間違いなく
・参加しすぎ
・raiseにcallで参加しすぎ(3-betが少ない)
です。
僕もこのプリフロップに関して偏って理解していた部分があります。
例えば、
・[LJの2.5bb raise]があった際のHJのオープンレンジ
・[BTN2.5bb raise] [SB 11.5bb 3-BET] の際のBBのオープンレンジ
等…..
プリフロップ一つを取っても様々なシチュエーションが考えられますのでしっかり勉強しましょう。
・Raiserがいるのにも関わらずSBからコールで参加するようなプレイヤー
・3-Betterがいる状況でCold call
こんなプレイヤーは即フィッシュマークです。
※実際の所GTOwizardでSBのコールレンジは存在しますが、SBからのコールドコールは非常に難解なプレーな為推奨しません


ただこのプリフロップのレンジ(参加するべきハンド)はどのソースを見るかで違いがあります。
Aのレンジ表はraiseなのにBのレンジ表はfoldだ!なんて事もしばしば…
僕のオススメはGTOwizardのオープンレンジです。

多少オープン頻度が高い様に感じますが僕は最近はずっとこのGTOwizardを使って勉強しているので、フロップ以降のプレイにに乖離が出ない様にプリフロップのレンジもなるべく忠実に守るようにしています。(多少タイトに削っていますが…)
勉強をせずポーカーを遊んで来たプレイヤーが、プリフロップのレンジ表に触れると衝撃を受けると思います。
・A5sってこんなに3-BETするんか!?
・AJoって3-BETにfoldするんか!?
・56sで3-BET!?!?!
自分のズレを認識して修正していきましょう!
これだけで本当に大きく改善します。
「参加したい….参加したい…..」我慢です。
忍耐の上に勝利があります。

ポーカーが上手い人にアドバイスを貰う・議論する
プリフロップ以降のプレーというのは非常に幅広いのでそのプレーが正しいか否かの判断は時に非常に難しい場合があります。
もちろんGTOwizardやpiosolver等を用いてGTOの値を求めるのは非常にお手軽な正解の導き出し方です。しかしながら必ずしもGTOから導き出された答えが正解とは限りません。ここで冒頭で軽くお話したエクスプロイトという概念です。
対戦相手がGTOプレーをしてきた場合はこちらもGTOプレーで対抗しないと必ずエクスプロイト、搾取されます。しかしながら対戦相手がGTOからかけ離れたプレーをしてきた場合にこちらのプレーもGTOから外れ、相手にアジャストしたプレーをすることで利益を最大化する事ができます。
つまり何が言いたいか?というと
殆どのプレイヤーはGTO通りプレーなどしていないので、多少GTOから離れて相手にアジャストしたプレーをするとより利益を得られるよ〜という話。
ただこのエクスプロイトの解を文章で端的に伝える事や、ソフトなどで解析を出すのは非常に困難なので「上手い人に聞く」もしくは「GTOプレーをする」のが僕らの出来る対策かなと思います。
また少し話が脱線しますが、よくプレーの正解不正解を議論する際に
「ターンでもっと大きくベットしておろしておけば捲られなかった〜」
といった話を聞くことがありますが、
これは大きな間違いです。
ポーカーは相手をおろすゲームではありません。
自分のエクイティ(勝率)が高い時にいかに相手からチップを引き出せるか?
自分のエクイティ(勝率)が低い時にいかに相手をfoldさせるか?
です
ポーカーは出るカードが決まっています。
どんなに相手より有利なスターティングハンドを持っていようが負ける時は負けます。
「AA」ですら「23o」に12%の確率で負けるのです。
未来は変わりません。
ですからハンドで勝った負けたというのはポーカーのスキルを競う上で関係の無い事です。
相手の持っているハンド(レンジ)に対してどのアクションが最も利益的か?
というのを念頭にプレイをしていくのがポーカーをプレイする上で最も大切な事です。
繰り返しますが今持っているハンドで勝つ事が目的はありません。
ブラフはしない
これは少し偏った見解に聞こえるかもしれませんが
相手のレベルが低い場合はブラフはしない方が簡単に勝てます
ここで言うレベルが低い〜というのは
オンラインでいう10nl程度のレベルでしょうか。
国内なら殆どのアミューズメントのトーナメントで言えます。
なぜブラフをしない方が勝てるのか?
それは…
プリフロップレンジを覚えるの箇所でもお話しましたが、
レベルの低いプレイヤーは圧倒的に参加しすぎです
すなわち….
参加しすぎ = ハンドが弱い可能性が高い
更に圧倒的ルースパッシブです
当たらなければすぐにfoldしますが、
逆にHITすると全くおりません
主に相手がAやKのローキッカーを持っている際にトップヒットなんてしよう日には全弾頂けます。
ヒットしていれば全弾コールするということは…
👉逆を返せばヒットしていれば降りない
👉相手が弱い時にブラフをしておろしても意味がない
👉ブラフはせずバリューのみ打つべき
ということです。
その際に僕らの持っていたいハンドは
・AorKのハイキッカー
・セット
・ストレートやフラッシュ
です

ここで重要なのは
「バランスを取らず大きいベットサイズを採用する」事です。
これこそエクスプロイト

フィッシュはAヒットなんぞ降りれません。
もちろんfoldしてしまう事もありますが、
ここで安いベットを採用してしまうのは非常に勿体ないです。
前述の通りAヒットは降りないのでこの様なボードでブラフをするのはとても危険です。
そして逆に僕らはA7oをフォールドしなければなりません。
「俺もA7のAヒットは降りれん…!」という感覚をお持ちの方はまず、前述しているプリフロップのレンジ表を改めて確認してほしいです。
そもそも殆ど参加する事はありません。
BTN vs BBとか
ブラインドヘッズくらいでしか使用しません。
最後に
いかがでしたか?
かなりざっくばらんな説明にはなってしまいましたが、もし2年前の僕にこの記事を見せてあげれたらもう少し早く強くなれた気がしますw
さて、そんな僕のポーカースキルをバク上げしてくれた無印くんですが、1h/4,000円でコーチングも行っているらしいので興味のある方は是非無印くんのDMに問い合わせください。
あと散々リンク貼り付けてましたがGTOwizardの購入は是非コチラから😇
👉 GTOwizard
こちらから購入頂くと僕の晩ごはんが少し豪華になります😇
無印くんと僕とあとアシスタントのこうだい君とでタメになるYouTubeチャンネルをやっています!
興味のある方は是非そちらも御覧ください🤟